えめの構築置き場

ハバタクオレ

好きな女を語ります

ほんとは書くつもりなかったんですが、Twitter(現X)でたくさん流れてきて、見るの楽しかったから書きます。

東雲絵名

最推し。嫁。実は結婚してます。プロセカのユニット25時ナイトコードで。のメンバーです。プロセカを中3の時にはじめて、最初の星3確定ガチャみたいなので初めて出会って一目惚れしました。そこからストーリーを読んで、仲間思いなところや、何があっても夢を諦めない姿勢に余計惚れさせられました。ショートカットが好き+引っ張っていってくれる子が好きという俺の好みにどストレートで困ります。宇宙で一番可愛いです。歌もうまくて最高です。彼女がいなかったら家庭内ストレスで自殺してます。これからも愛してます。

星街すいせい

我らがホロライブいやVtuber界を代表する歌姫です。とにかく歌唱力の化身です。友達にホロライブを勧められたはいいけど、推しが見つからずふらふらしていたところに歌ってみたが流れてきてブッ刺さり、もう目を離せなくなりました。彼女の歌がなくても自殺してます。本当に助けられました。正直見た目に惚れた訳ではないので、好きな女として語っていいのかわかりませんが、その歌声に本当に魅了されているため紹介しました。最近はテレビ出演やライブ、ラジオMC、収録などお仕事が大変そうですが、体調には気をつけて欲しいです。彼女の夢の果てをきちんと見届けようと思います。

 

この2人と他の推しとの間に変えられない壁があるのですが、一応紹介

中野一花

ショートカットでお姉さんという俺の好みにどストレートな女2です。一花といえばのあのシーンも個人的には人間味が溢れていて好きです。俺をラブコメの世界に沈めた張本人です。こんな高校生存在しません。

常闇トワ

ホロライブ内ですいちゃん(星街すいせい)の次に好きです。最初はその独特な声があまり聞き慣れず、好きではなかったのですが、歌を聞いてみると印象がガラッと変わりました。カッコ良すぎます。1stライブの時はアルバム含め、すいちゃんより好きになりかけるくらいには歌がいいです。努力をやめないその直向きな姿勢。最高です。

白石杏

プロセカの中では2番目に好きです。芯がしっかりとあって強く、頼りがいのあるところが好きです。歌がクソ上手いです。たまにえっちぃです。俺のこんな彼女が欲しいなを具現化したような女です。これからも大好き。夢に向かって頑張れ!

まとめ

オタクの語りに付き合っていただきありがとうございました。こうしてみると歌がうまくて、引っ張っていってくれるような女がタイプであることがよくわかります。推しに日々感謝しながらポケモン頑張ります。星街すいせいはほんとに歌が上手いのでぜひ聴いてみてください!ファーストテイクにも出てます!

【SV S12 使用構築 最終4715位 最高レート1862】攻防一体チオンドヒド

はじめに

皆さんこんにちは。emeです。シーズン12お疲れ様でした。今月は瞬間レート19、最終3000位以内を目標にして戦っていましたが、どちらも達成できず悔しいシーズンになりました。自分の弱さを再確認させられた1ヶ月になったので、自分の弱さと向き合いつつこれからも頑張りたいです。結果はゴミですが、記録として残しておきます。今期は流石に共テ前ということもありほとんど潜れないため受験が全て終わる3月くらいからまた本格的に潜ろうと思います。

構築作成経緯

前期末から使いたいと思っていたチオンジェン軸を使うことに決めていた。

チオンジェンの相棒として最初はテツノドクガを採用。ただガチグマや結局カミに電磁波祟り目で負ける点から、ドヒドイデに変更。

チオンドヒドと投げるアタッカー枠として、スカーフランドやスカーフサフゴを試していたが、しっくりきていなかった。そこでおたけさんに相談したところツキを勧められたため、鉢巻ツキを採用したところ、強かったためそのまま採用

チオンを投げられない時のプランとして対面選出を用意したかったため、ブエナカミ、カイリューラオスと無難な強いポケモンを採用。

ブエナカミは序盤から中盤にかけて、HB電磁波祟り目で採用していたが、終盤につれて明らかな電磁波メタが見られたのと、Cygnusさんに勧められたため甘える痛み分けに変更。

カイリューは最初カミを電磁波採用していた都合上、最速龍舞ダイスカイリューを採用していたが、脆く負けてしまう試合や、ダイスカイリュー自体の刺さりが前期より落ちていると思ったため、氷点下愛用の飛行テラバカイリューに変更。最終日前日までは嘴で使っていたが、カバやHBあくびガチグマ、ガッサがめんどくさかったため、ラムに変更した。

ラオスは序盤から一貫して襷悪ラオスを使っていた。チオンドヒドに添えて投げることもあり、悪ラオスの破壊力に改めて驚かされた。

個体紹介

チオンジェン

テラスタイプ フェアリー  持ち物 たべのこし

ギガドレイン ・イカサマ ・やどりきのタネ ・まもる

穏やか(D↑ A↓)

192(252)-x-152(252)-115-171(+4)-90

今期の軸。テラスタルの9世代では定数ダメージが強いことが分かっている+自分が受け系統の構築が好きなことがあり使ってみたかったため使ってみた。どこにも出せるようなポケモンではないが、無対策の相手をフルボッコにする性能だった。ただダメージソースが定数ダメであり、宿木の命中率や被弾回数の多さなどから、上振れは全くないのに下振れやすいという最悪の性質をしていた。最終日前の3日くらいは特に下振れが酷く、ポケモンをやめるか悩むレベルのストレスだった。

テラスタイプの候補は水と迷ったが、弱点のつかれにくさからフェアリーにした

努力値に関しては、何シーズンか前のうわっきーさんの調整の丸パクリ。Dに補正をかけることで生半可な特殊技も受けることができ、ごまかし範囲が広く使いやすかった。

技構成に関しては、主に水ラオスへの打点のギガドレイン、無難に強いイカサマ、チオンジェンの代名詞の宿木、HP管理だけでなくこだわりチェックにも使えるまもる。身代わりを入れようか迷った時もあったが、当時相棒がドクガで水ラオスに弱いため、ギガドレインが優先された。

ドヒドイデ

テラスタイプ 炎  持ち物 レッドカード

アクアブレイク ・どくどく ・どくびし ・じこさいせい

腕白(B↑ C↓)

157(252)-82-173(4)-x-213(+252)-55

今期の軸②。チオンの相棒としての採用。ドクガから変えてよかった。最終日にドクガやイーユイを意識してアクブレを入れたが正解だった。イーユイにも打ったし、トリルガチグマに対して毒ダメ+アクブレで削りつつ、トリル切れた後チオンのギガドレインで詰めるという動きが強かった。剣盾の時から使っているポケモンなので、今期一緒に戦えて嬉しかった。ありがとうドヒドイデ

テラスタイプの候補としては、フェアリーと迷ったが、そもそもこいつにテラスを切ることがあるか?いやないなとなった結果、適当に炎ポンに強そうでテラピが余っていた炎にした。最終日一度だけ切って負けたが、テラスタイプ以前の問題で負けたのでよくわからない。

努力値に関しては、特殊を受けて欲しいので特化。とにかく特化

技構成に関しては、最終日に黒い霧をアクブレに変更したが、どちらも一長一短で一概にどちらがいいか言い切れない。ただどくどく、どくびし、じこさいせいは個人的に確定枠だと思っている。

NNの由来は、RADWIMPSというバンドの曲名から。

ハバタクカミ

テラスタイプ 水  持ち物 ブーストエナジー

ムーンフォース ・シャドーボール ・あまえる ・いたみわけ

臆病(S↑ A↓)

147(132)-x-107(252)-116(70)-156(4)-171(+4)

(電磁波祟り目型の時の調整の流用)

HB→できるだけ固く

C→2倍祟り目でH振りカミをほぼ倒せる

S→ブエナでSが上がるライン

最強で究極のアイドル枠。主に対面選出の時に投げていたが、たまにチオンドヒドのラスト1枠としても投げていた。マジで対面性能が馬鹿げていて強かった。

テラスタイプの候補としては、ブエナのHBは水以外にしようと思っていなかったため考えずに水にした。少しくらい考えた方が良かったかなと今では思っている。

努力値に関しては、甘える痛み分けに変更するにあたって調整し直すか迷ったが、めんどくさかった+使い慣れていたため変えなかった。

技構成に関しては、メインウェポンのシャドボ、ムンフォ。対面性能を爆上げする甘える、痛み分け。

NNの由来は、今期頑張ると決めていたため、自分への期待を込めこれにした。

ウーラオス

テラスタイプ 毒  持ち物 きあいのタスキ

・あんこくきょうだ ・ドレインパンチ ・ふいうち ・つるぎのまい

意地っ張り(A↑ C↓)

175-200(+252)-121(4)-x-80-149(252)

A→最強になるため特化

最強の破壊枠。SVで初めて悪ラオスを触ったが、想像以上に強くて驚いた。対面選出の1ピースとして投げるだけでなく、チオンドヒドに添えて投げる時もあった。ありえん強い熊。多分こいつの方が"ガチ"グマ。

テラスタイプの候補としては、悪と迷ったが、毒テラスラオスが少し前に流行っていたのを見て、強そうと思ったため採用。毒だから勝った。悪じゃなかったから負けたということが1度もなかったため、多分どっちでもいい。今思えばゴーストもありだなと思っている。

努力値に関しては、襷ラオスはこれでいいと思ったため余計なことを考えずにこれにした。

技構成に関しては、最強技の暗黒強打(黒閃)、先制技の不意打ち。格闘技はインファイトでなくドレインパンチ。これは間違いなく正解で、回復による対面性能の底上げが素晴らしかった。ステロが撒かれても相手によっては襷が復活して、なんか対面勝ってるみたいなところが強かった。あとは受け破壊の剣の舞で完結。

カイリュー

テラスタイプ 飛行  持ち物 ラムのみ

しんそく ・テラバースト ・じしん ・アンコール

意地っ張り(A↑ C↓)

197(244)-204(+252)-115-x-120-102(12)

H→奇数最大

A→最強になるため特化

S→あまり

カイリュー枠。前期からお世話になっている氷点下のカイリューを参考にして生まれたバケモノ。最初は嘴にしていたが、前述の通りあくびや胞子、電磁波がうざかったため最終日にラムにした結果見事にハマった。正直テラバカイリューは、カイリューにテラスタルを切ることが前提であるため、立ち回りや選出が窮屈になりそうであまり好きでなかったのですが、飛行テラバに関してはパワーが高すぎてそのデメリットを差し置いても強かった。

テラスタイプの候補としては、飛行テラバカイリューとしての採用であるため飛行で確定

努力値に関しては、対面性能を限界まで上げたいので漢のHA。

技構成に関しては、メインウェポンのテラバースト。先制技の神速。範囲補完の地震。誤魔化し範囲の広いアンコール。

NNの由来は、裏の対面選出で勝ちきれなくなってきて困っていた時に入ってきたため、俺を助けてくれ!の意味を込めてこれにした。見事に助けてくれた。ありがとう。

トドロクツキ

テラスタイプ 鋼  持ち物 こだわりハチマキ

・はたきおとす ・アイアンヘッド ・じしん ・とんぼがえり

陽気(S↑ C↓)

201(164)-178(148)-91-x-121-180(+196)

H→調整意図忘れたけど、サフゴのゴルラ2耐えとかだった希ガス

A→あまり

S→最速111族抜き

綺麗にハマったラストピース。この枠にはチオンドヒドと一緒に投げられて、対面選出をする時にも候補に入れられるようなポケモンが欲しかった。チオンドヒドと投げる都合上、最低限の素早さは必須で、耐久もペラすぎると困る。スカーフランドやスカーフサフゴを試していた中で、おたけさんに教えてもらい、その瞬間これだ!とばちっときた。実際に強く明らかにチオンドヒドを投げた時の勝率が上がった。1度有利対面を作った時のアドがとてつもなく、使っていてとても助けられた。

テラスタイプの候補としては、悪と迷った。ただあまり考える時間がなかったのと、なんとなく体勢変化の方が強そうと思ったため鋼にした。鋼にした結果受けループに強くなり正解だったように思う。

努力値に関しては、これまた時間がなくて結構急いで考えたため、改善の余地があると思うが、Sラインはこれでいいと思う。

技構成に関しては、メインウェポンで最強技のはたき落とす。キュウコンへの気持ち程度の対策のアイヘ。範囲補完の地震。対面操作できるとんぼがえり。とんぼに関しては、逆鱗と迷ったし、逆鱗でも良かったと思う。

NNの由来は、ライバロリの名言(?)ざんっげつ!をそのままつけました。

基本選出

チオンドヒドツキ

相手に炎ポン・ヒードランまたは、サーフゴー、イーユイ、ガチグマの中から2体以上いない場合に投げていた。体感選出率3割。ほんとはもっと投げれたかもしれないが、びびっていたところがあり投げられていなかった。ただ刺さっている時は相手を完封してくれて強かった。対受けループではピクシーがいても、ツキにテラスを切ることで毒をカットしつつアイへタイプ一致にし、ワンチャン狙えるようになる。

 

カイリューカミラオス

チオンドヒドが投げられない時に投げていた。強かったが、ステロ展開された時の勝率が悪く、まだ改善の余地があったと思う。ただ強かった。体感選出率9割8分。

きついポケモン

眼鏡サーフゴー

倒せないわけではないが、トリックを絡めた崩しがシンプルめんどくさく嫌だった。10万ボルトある個体は特に嫌だった。

炎オーガポン

こいつがいるとチオンドヒドは投げないことが多い。投げても勝てなくはないが間違いなく有利な戦いではないため、対面選出を心がけた。対面選出の3匹では別に重くないので、重いポケモンというよりか選出画面にいて欲しくないポケモン

Special Thanks

わざマシンを調達してくれた、るー・あきら

今月も育成代行を快く引き受けてくれた、ゆえのかみ、粉ミミ

通話に来てくれたまかろん鯖のみんな

構築相談に乗ってくださったCygnusさん、おたけさん

俺に対面構築のノウハウを叩き込んでくれた神の氷点下

受験期なのにも関わらずポケモンの話に付き合ってくれるリア友

俺についてきてくれたポケモン

ここまで読んでくれたみなさん

おわりに

今期は目標を達成できず、最終日も勝ちきれなくて悔しいシーズンになりました。自分の弱さと改めて向き合い、これからも勝つために真面目に取り組んでいきたいです。来期からしばらく共テ含む大学受験のためあまり潜れないので、受験が全て終わるであろう3月くらいからまた本格的に潜ろうと思います。

最終

最高

【SV S11使用構築 最終7512位】ランド依存ツツミサイクル

はじめに

みなさん、こんにちは。emeです。シーズン11お疲れ様でした。今期はSV初の1ヶ月まるまる戦い抜いたシーズンとなったため、結果はあまり良くありませんが、いつものように記事を残します。

構築作成経緯

1.前期の反省として1度5桁に落ちるとほぼ抜けられずそのままずるずる行ってしまったので、5桁相手にイージー取れる軸を採用したかった。前期の構築記事より、たなけーさんのフロルカイリューがその条件を満たすと思ったため、フロルカイリュー軸で最初は回していた。

2.最初は勝てたが、次第に初手地面タイプを投げられるようになり、フロルの展開が思うようにできず勝てなくなった為フロルカイリューを解体。正直フロル以外は強かったので、毒ビシ展開を諦め、幅広く打ち合える初手要員を探した。その結果水オーガポンに落ち着きパーティ確定

構築採用順

1.まず相棒枠兼特殊のアタッカー枠として眼鏡テツノツツミを採用。

2.フロルカイリューで強かったドラテカイリューを採用。

3.前期結果を残しまくったキョジオーンへの回答として、マント水ラオスを採用。

4.前期ツツミが出せない時のアタッカー枠として使っていた霊獣スカーフランドロスが使用感が良かったため今期も採用。

5.ガチグマなどの特殊を見る枠としてチョッキHヌメルゴンを採用していたが、火力がないため結局打ち負けていた。そこで火力があるチョッキ枠としてチョッキイーユイを採用。

6.ここまでで初手水ウーラオスやガチグマをよく投げられ、キツかったためその2匹に主に強く撃ち合える枠として、HSベース水オーガポンを採用。

コンセプト

サイクル下で相手を削り、裏の一貫を作る。

種族値を生かしてサイクル勝ちする。

個体紹介

テツノツツミ

テラスタイプ ゴースト  持ち物 こだわりメガネ

ハイドロポンプ ・フリーズドライ ・れいとうビーム ・クイックターン

臆病(S↑ A↓)

131-80(↓)-135(4)-176(252)-80-206(+252)

いつもの脳死CSぶっぱ

特殊崩し枠。相棒枠。前期はほんとにツツミに頼り切りな時期があったが、今期は選出しなかった試合の方が全然多い。特殊方面の脆さがどうしても気になる試合が多く、ガチグマの真空波圏内に入らないように細心の注意を払って使っていた。とはいえ火力は魅力的で今期もいろんなポケモンを破壊してきた。NNの由来はフランス語で「夢」という意味。今世代の相棒の1匹になる気がしているので、期待を込めてこのNNにした。

テラスタイプの候補としては、タイプ一致の氷、水もあると思うが、耐性変化を優先してゴースト。今期も神速透かしたかった試合があるので、やはりゴーストだなと思った。

努力値に関しては、これ以外現状考えられないので特に言う事なし。

技構成に関しても一般的な眼鏡ツツミなのでいうことなし。

カイリュー

テラスタイプ フェアリー(毒テラスから変更)  持ち物 アッキのみ

しんそく ・じしん ・ドラゴンテール ・はねやすめ

意地っ張り(A↑ C↓)

197(244)-173(+28)-126(84)-x-135(116)-105(36)

毒テラス時の調整のままです。

HB→テラス時アッキ込みで意地カイリュー地震が羽回復追いつき

HD→眼鏡カミのムンフォに後投げからテラス切りで羽回復追いつき

A→あまり

S→準速赫月ガチグマ抜き

物理誤魔化し枠。カイリュー枠。アッキが解禁された時に1番最初に思いついたポケモン。1ヶ月通してずっとパーティにいたが、アッキ全然弱くなくてやれたのでもっと増えてもいいのになと思った。ドラテも相まって誤魔化し性能が高くカイリューのおかげで勝った試合が数えきれない。NNの由来は、有名強者の方のカイリューの丸パクリ。しかしその名前の通り、何十回もドラテを打ったうち3回しか外しておらず、まさに魂のカイリューだった。ありがとう。

テラスタイプの候補としては、毒、ノーマルがあったが、毒は使っていて地面弱点が使いにくく、ノーマルは耐性が少し不安だったためフェアリーでの採用。龍舞を積んだカイリューにあと投げし、テラスドラテを打ったらスケショをされ、透かしながら流したときはアドレナリンドバドバだった。

努力値に関しては、テラス変更時に見直すか考えたが、その時間と労力がもったいなく感じ、そのまま使った。かなり硬くて本当に魅力的だった。

技構成に関しては、個人的にドラテカイリューとしては1番強いと思っている3W。毒ビシやステロがなくてもドラテは普通に強く、ドラテを見る目が個人的にかなり変わったシーズンとなった。

ウーラオス(水)

テラスタイプ どく  持ち物 おんみつマント

・すいりゅうれんだ ・ドレインパンチ ・アクアジェット ・つるぎのまい

意地っ張り(A↑ C↓)

191(124)-174(+68)-131(84)-x-87(52)-140(180)

HB→陽気パオの弱点テラバ確定耐え

HD→テラス時に控えめイーユイの火炎放射確定耐え

S→準速セグレイブ抜き

キョジオーン対策枠。前期のたなけーさんの記事をから、流行っていた鉄壁ボディプレキョジオーンに対して、このウーラオスが有用であることが分かったので採用。実際にキョジ入りにら全て選出したが、キョジオーンを投げられないことが多かった。ただし投げられたときは相手を全て破壊してくれた。他にもグライオン入りなどにも投げて行った。NNの由来は、メスのウーラオスということで某霊長類最強の方の名前を参考にした。

テラスタイプの候補としては、水などもあるのかもしれないが、ボディプレとムンフォを半減できる毒以外この型だとありえないと思った。

努力値に関しては、振り切りではなく、それぞれ最低限このくらいは欲しいなというところまで振った。この調整で困ったことは特になかったので悪くなかったのだと思う。

技構成に関しては、氷技が欲しいこともあったが、スペースがないためこれで確定。

ランドロス(霊獣)

テラスタイプ ひこう  持ち物 こだわりスカーフ

・じしん ・テラバースト ・いわなだれ ・とんぼがえり

意地っ張り(A↑ C↓)

175(84)-199(+124)-111(4)-x-111(84)-138(212)

HB→非テラス時威嚇込みで意地パオの氷の礫確定耐え

HD→4振りカミのムンフォ確定2耐え

S→スカーフ込みで最速ツツミ抜き

 物理の崩し枠。タイトルにもある通り、中盤にかけてめちゃくちゃランドに助けられた。タイプ、特性ともにサイクルを回す上でかなり優秀であり、スカーフを持つことでカミやパオ、ツツミを上から縛れて強かった。NNの由来は、頭に載っている白いのが大根にしか見えなかった点からだいこんとした。

テラスタイプの候補としては、スカーフだと飛行しかないと思ったので迷いはなかった。飛行テラバが強かった。

努力値に関しては、これまた振り切りではなく、過去のスカーフランドロスの記事を読み漁り、調整をした。ミリ耐えで生き残って勝った試合もあったので振り切り出なくて良かったところもあるが、ミラーで負けたり火力が絶妙に足りなかったり、張り切りの方が良かった局面もあったので、一概にどちらが良かったかはいえない。

技構成に関しては、スカーフということで基本的にはこれでいいと思う。岩技に関しては、岩石にしたら火力が足りないと思い、命中も考慮して岩雪崩にした。

イーユイ

テラスタイプ くさ  持ち物 とつげきチョッキ

かえんほうしゃ ・あくのはどう ・オーバーヒート ・テラバースト

控えめ(C↑ A↓)

131(4)-x-101(4)-205(+252)-142(12)-150(236)

C→特化

S→準速ウーラオス抜き

HBD→なんかいい感じに配分

特殊誤魔化し枠。ガチグマへの回答に困っていたところたなけーさんに教えてもらったポケモン。あと投げからテラバやオバヒで圧をかけていけるのが強かった。他にもカミにも強く、Sも遅くないことから幅広い構築に投げられた。NNの由来は、これまた有名強者の方の丸パクリ。借りたポケモンなのにそれを忘れて勝手にNNをつけてしまった…ゆえのかみさん申し訳ございません。

テラスタイプの候補としては、炎と迷ったが、地震半減なども考え草とした。

努力値に関しては、CS振り切りで良かったと思う。この細かい耐久調整が活きたとはあまり思えないので、振りやすさも考えてぶっぱでもいいと思う。

技構成に関しては、チョッキならこうなると思う。サイキネを入れようとか思ったが、草テラバでいいやとなり、テラバ採用。

オーガポン(水)

テラスタイプ みず  持ち物 いどのめん

・ツタこんぼう ・ウッドホーン ・けたぐり ・ちょうはつ

陽気(S↑ C↓)

187(252)-142(12)-105(4)-x-122(44)-170(+196)

S→最速ガブ抜き

他は忘れた。

初手要員。ガチグマとウーラオスに強い初手枠が欲しいという要望にこれ以上ないくらい当てはまったポケモン。けたぐりはパオにも打てたり、使い勝手は悪くなかった。水ポンは宿木などがよく警戒されるため、挑発などを初手によくされたがそれをガン無視して殴り勝てたのが強かった。挑発も起点にしようと出てきたカイリューに刺さったり、カバに展開させなかったりと生きた。

テラスタイプは水で固定。

努力値に関しては、先ほども書いたが、あまり覚えてないが何かの耐久調整は施した。火力はこれでも意外とあって全技1.2倍の恩恵をとても感じた。

技構成に関しては、全部必要な対面が多く変えられなかった。

基本選出・立ち回り

水ポン+カイリュー+イーユイ

水ポン+カイリューorイーユイ+ランドロスorテツノツツミ

この2つの選出がほとんどでした。キョジ入りにはウーラオス@2と投げていました。

初手水ポンで荒らして裏2枚で詰め切る感じです。ランドとカイリューを選出するときはあらかじめどちらにテラスを切るのか決めて選出します。

きつかったポケモン

割と全部。いろんなポケモンを広く浅く見ていたので、上手い人には本当によく負けました。

おわりに

今期は最高レート1700、最終4桁を目標にして潜っていました。初めての1ヶ月通してのランクマということもあり、正直不安しかなかったです。結果から見れば最高レート1810、最終4桁も達成はしています。とはいえ嬉しさは微塵もなく、悔しさでいっぱいです。もっと早く気づいていれば…俺がもっと強ければ…後悔ばかり浮かんできます。自分ならもっと戦えると今でも信じています。来期はそれを証明するための1ヶ月にしたいです。この1ヶ月を通して得たものも多いので、それを踏まえて全身全霊でポケモンと向き合います。

来期は最高レート1900、最終3000位以内を目指します。

Special Thanks

鬼の対面構築を貸してくれた&構築相談に乗ってくれた氷点下

育成代行&イーユイを貸してくれたゆえのかみ

1ヶ月を通して通話に参加してくれたみんな

弱い俺についてきてくれたポケモン

ここまで読んでくれた皆さん

ポケモンSVシーズン10使用構築 高火力氷サイクル

はじめに

皆さんこんにちは。emeです。シーズン9お疲れ様でした。自分もラスト1週間から潜ってはみたのですが、構築が綺麗にまとまらず、最終宇宙となりました。終わってみれば圧倒的なキョジオーン環境で、たなけーさんが2期連続3度目の1位という結果でした。最終宇宙とはなりましたが、前期使っていた構築をメモ程度に残しておこうと思います。

構築経緯

1.自分はツツミのこの世代は心中すると心に決めているので、眼鏡ツツミから組み始めた。

2.前期ツツミを使っての感想として、ステロがとにかく痛いと思っていたため、初手に投げるポケモンとしてHSベースの挑発入り炎オーガポンを採用。

3.相手のオーガポンに強く幅広く誤魔化せるクッションとして、ブーツカイリューを採用。

4.ツツミが通しにくい相手(ヒスイヌメルゴン等)入りに投げるアタッカーとして、鉢巻パオジアンを採用。

5.ここまでで、岩オーガポンと、ツツミやイーユイなどの特殊高火力アタッカーに弱いと感じたため、チョッキHBベースヒスイヌメルゴンを採用。

6.オーガポン以外の初手要員が欲しいと思い、クッションにもなれるHBD残飯カバルドンを採用。

7.しばらくこの6匹で戦っていたが、初手オーガポンがコノヨザル等にステロを封じた後に、普通に殴り負け、数的不利から試合が始まるのが苦しかった。そのため当時流行っていたコノヨザルや、初手に来る有象無象にある程度戦える、珠ミミッキュをオーガポンと交代で採用。

コンセプト

・初手ミミッキュorカバルドンで荒らして、裏のツツミパオを通す

・なるべくドロポンを押さない

個体紹介

テツノツツミ

テラスタイプ ゴースト  持ち物 こだわりメガネ

ハイドロポンプ ・フリーズドライ ・れいとうビーム ・クイックターン

臆病(S↑ A↓)

131-90(↓)-135(4)-176(252)-80-206(+252)

攻め駒①。カミパオよりも1早い素早さが強く、眼鏡を持つことで受けることがかなり難しくなる。前期使ってみて本当に強く惚れたので、第9世代ではこのポケモンと頑張ろうと思う。今期もかなり頑張ってくれた。ドロポン外しについては、このドロポン外したら負け!という盤面が今期2回しかなく、そのうち1回は外したが、全体で見ると1回だけなので許容範囲だった。

テラスタイプの候補としては、一致火力強化の水、氷とゴーストで迷ったが、ラオスのインファやカイリューの神速を空かせるゴーストにした。結果的にゴーストだから勝ったという試合もあったので正解だったと思う。

努力値に関しては、脳死CSぶっぱ。耐久ラインを上げようと考えたこともあるが、特殊に関しては、少し回したところでどうにかなるレベルではないし、物理はある程度は耐えるのでやめた。

技構成に関しては、一致メインウェポンのハイドロポンプ、冷凍ビーム。範囲が優秀なフリーズドライ。対面操作のクイックターン

カイリュー

テラスタイプ 炎  持ち物 あつぞこブーツ

しんそく ・じしん ・りゅうのまい ・はねやすめ

意地っ張り(A↑ C↓)

197(244)-183(+100)-130(116)-x-123(20)-104(28)

HB→+1炎オーガポンの蔦棍棒確定2耐え

  テラス時、意地ラオスの水流ほぼ耐え

HD→非テラス時に臆病カミのムンフォを羽で回復追いつき

A→できるだけ高く

S→+1で準速ガブ抜き

カイリュー枠。流行ると思っていた炎オーガポンに強く、誤魔化し範囲が広いポケモンを探していたところ辿り着いた。龍舞カイリューはASベースが多いが、HBに厚めに振って生きたシーンがかなりあったため間違っていなかったと思う。

テラスタイプの候補としては、ノーマル、炎、水、フェアリー、鋼で迷ったが、火傷無効+炎半減の炎を選択。実際に鬼火を無効化しながら龍舞を積めたり、テラス後もオーガポンに強く出れたり生きた場面もあったが、テラス後に水ラオスに弱くなったり、相手のカイリュー地震でやられたり、使いにくさもあった。

努力値に関しては、前述の通り炎ポンに強くあって欲しかったためHBに厚く振った。龍舞型でこんなに耐久に振ることはあまり多くはないと思うが、強かったので正解だったと思う。

技構成に関しては、ウェポンの神速、地震。自らもエースになれる龍の舞、回復ソースの羽休め。

パオジアン

テラスタイプ ゴースト  持ち物 こだわりハチマキ

・つららおとし ・かみくだく ・せいなるつるぎ ・こおりのつぶて

陽気(S↑ C↓)

159(28)-161(164)-108(60)-x-86(4)-205(+252)

HB→無振りディンルーの地震ほぼ耐え

S→同族意識の最速

A→できるだけ高く

攻め駒②。ツツミが通らなさそうな時に投げるエース。ツツミと同じ高火力高速アタッカーだが、先制技がある分動かしやすかった。鉢巻礫の火力がバカにならないので、サイクル下で削っていたら気づいたら全員礫で縛れていることもあった。

テラスタイプの候補としては、一致テラスの悪と耐性変化のゴーストで迷ったが、神速やインファイト無効が強いと思い、ゴーストでの採用。実際ゴーストだから勝った試合もあったので良かった。

努力値に関しては、割と一般的なパオだと思うのであまり語ることはないが、意外とHBが固く、ステロを撒かれていなければサイクルしやすかった。

技構成に関しては、一致メインウェポンの氷柱落とし、噛み砕く。範囲補完の聖なる剣。先制技の氷の礫。鉢巻や珠の場合は、威嚇込みでランドを落とせる礫の方が不意よりも強いと思っている。

ヌメルゴン

テラスタイプ フェアリー  持ち物 とつげきチョッキ

・ラスターカノン ・10まんボルト ・じしん ・はたきおとす

冷静(C↑ S↓)

187(252)-121(4)-147(212)-145(+12)-174(28)-72(↓)

HB→陽気+2オーガポンの岩蔦棍棒を確定2耐え

ACD→いい感じに振り分け

クッション枠。今期で1番自分の中で評価が上がったポケモンヌメルゴンのおかげで岩ポンには1度も負けなかった。特性をシェルアーマーにすることでオーガポンだけでなく対ウーラオスもダメージを抑えることができ、安定したクッション枠だった。

テラスタイプの候補としては、弱点両半減以下にする飛行とフェアリーで迷ったが、テラス後もよりサイクルを回しやすそうなフェアリーにした。

技構成に関しては、一致メインウェポンのラスターカノン。ここまでで電気打点がなかったので10万ボルト。対ドラン意識の地震。交代読みに強いはたき落とす。

カバルドン

テラスタイプ 鋼  持ち物 たべのこし

・じしん ・あくび ・ステルスロック ・ふきとばし

腕白(B↑ C↓)

215(252)-132-167(+108)-x-111(148)-67

HB→できるだけ高く

HD→臆病眼鏡カミのテラスムンフォ確定耐え

起点作成枠①。裏選出の初手要員としての採用。ディンルーと迷ったが、龍舞カイリューとの相性を考えてカバルドンを採用した。相手によってはカバルドンを舐め腐っていて、相手がカバだけで半壊なんてこともあり、強い地面枠が増えたとはいえまだまだやれるポケモンだと思った。

テラスタイプの候補としては、水、フェアリーや鋼で迷ったが、砂ダメを受けないこと、フェアリーに耐性があることを評価し鋼にした。

努力値に関しては、初手に投げてあらゆる相手に対して仕事をして欲しかったので、BD振り分けの共有カバにした。

技構成に関しては、メインウェポンの地震。起点作成の欠伸ステロ。起点回避の吹き飛ばし。

ミミッキュ

テラスタイプ ゴースト  持ち物 いのちのたま

・シャドークロー ・かげうち ・じゃれつく ・のろい

意地っ張り(A↑ C↓)

131(4)-156(+252)-100-x-125-148(252)

脳死AS

オーガポンを上手く扱えず投げた試合ほぼ負けたため、急遽入れた初手枠。コノヨザルが中盤から終盤にかけて流行っていたことを受けて採用した。ミミを入れてからほぼコノヨとマッチングせず、なんやねん!と思っていたが、チート特性と呪いにより雑に初手に投げても相手を荒らして帰ってきてくれた。ミミッキュがいる構築は完成度が低いとよく言われるが、ミミッキュにきちんと役割を持たせて入れている構築ならそんなことはないと思った。この構築は完成度が低いです。

テラスタイプの候補としては、水、フェアリーやゴーストで迷ったが、テラピース節約と影打ちのリーチ上昇からゴーストでの採用とした。

努力値に関しては、下手に耐久に回すよりこれで強いと思ったため、剣盾時代の流用。

技構成に関しては、一致メインウェポンのシャドクロじゃれつく。先制技の影打ち。相手を流したり荒らし性能を底上げする呪い。

基本選出

ミミッキュ+カイリューorヌメルゴン+パオジアンorテツノツツミ

1番強い選出。ミミッキュで荒らして裏のエースを通しに行く。

カバルドン+カイリュー+パオジアンorテツノツツミ

カバルドンが刺さっている時の選出。カバと龍舞カイリューで崩壊させて裏の高速アタッカーでスイープ。

おわりに

シーズン10は最後の1週間から潜り始めたのですが、明らかに遅すぎました。構築の完成度も低く、勝てない事から自分のプレイングもガサツになり苦しいシーズンでした。来期は序盤から潜ってパーティを固めて、最終4桁には残れるようにしたいです。

 

ポケモンSVシーズン9パーティ考察 双竜こだわりサイクル

はじめに

皆さんお久しぶりです。emeです。前期のクレセドランの記事が思っていたより多くの人に見てもらうことができ、とても嬉しいです。個人的にもかなりの期間考察をして完成させた構築だったので思い入れのある記事となりました。今期のこの記事ですが、思ったような構築がなかなか組めず、記事の更新がかなり遅くなってしまいました。その分完成度はある程度はあると思うのでぜひ見ていってほしいです。

(ここではHABCDSといった略称を使用しています。)

 

考察

前期の結果から、定数ダメを絡めたサイクルが強いことがよくわかったため(ドヒドディンルー等)最初は定数ダメサイクルを作ろうとしていたのですが、どうしてもドヒドディンルーに辿り着いてしまい没に。逆にドヒドディンルー、キョジオーンのような低速受けサイクルを破壊する方の方向性にシフト。剣盾時代に愛用していたガブリアスに鉢巻を持たせることによって、ドヒドディンルーだけでなく、キョジオーンやカイリューサフゴ、ウーラオスにも強く出れると思い、鉢巻ガブから構築を組み始めることにした。

 

コンセプト

・ドヒドディンルーに負けない

・キョジオーン等の受けを木っ端微塵にする

 

個体紹介

ガブリアス

テラスタイプ 鋼  持ち物 こだわりハチマキ

げきりん ・じしん ・アイアンヘッド ・いわなだれ

陽気(S↑ C↓)

185(12)-180(236)-116(4)-x-106(4)-169(+252)

HB→陽気ミミッキュのじゃれ+かげうちを確定耐え

A→できるだけ高く

S→最速

構築の軸兼嫁ポケ枠。剣盾の時は襷ステロで最後の伝説環境を半年以上ともに戦ってきたが、この環境ではどう考えても鉢巻の方が強い。ドヒドディンルーはHPが実質無限であるドヒドイデで誤魔化すことが多いと思ったため、ドヒドイデから崩せるこのポケモンが環境的にも強く採用する価値があると思った。

テラスタイプの候補としては、ドラゴン、地面、鋼があると思ったが、耐性変化で強引に行動補償がつけられる鋼とした。

努力値に関しては、少しHBに振っているが基本ASぶっぱでいい。最速にすることで+1ガチグマやイーユイ、ウーラオス等の上から動けるため、最速は必須だと思っている。

技構成に関しては、タイプ一致メインウェポンの逆鱗、地震。対フェアリー打点のアイアンヘッドストーンエッジは当たらないので怯みも期待できる岩雪崩。

カイリュー

テラスタイプ 水  持ち物 あつぞこブーツ

しんそく ・じしん ・でんじは ・はねやすめ

腕白(B↑ C↓)

191(196)-171(132)-141(+108)-x-127(52)-103(20)

H→定数ダメ最小の16n-1

HB→意地パオジアンの弱点テラバーストをマルスケ込みで最高乱数以外2耐え

HD→臆病カミのムンフォをマルスケ込みで回復追いつき

A→できるだけ高く

S→準速50族抜き

カイリュー枠。鉢巻ガブを使う都合上ドラゴンの物理アタッカーは1枚でいいと思ったので、マルスケの誤魔化し性能を生かした耐久型での採用。前期の終盤個人的に、フェアリーテラバの龍舞カイリューカイリュー界隈で1番強いと思っていたが、結果的に流行っていなかった。そのため今期の構築に入れるつもりだったが、ドヒドイデの増加やオオニューラによる毒、鋼テラスの増加により見送った。

テラスタイプの候補としては、フェアリー、鋼、水があったが、対パオジアンや対水ラオスの性能の高さを評価して水テラスにした。副産物としてイルカマンにも強く出れるようになった。

努力値に関しては、特殊のクッションをジバコイルに任せることにしたので、D方面には最低限しか振らず物理に厚めに振った。

技構成に関しては、削りのソースとなる神速、地震。クッションカイリューには入れない理由がない羽休め。ラスト1枠はここでは電磁波にしているが、アンコールやアクアジェットでもいいと思う。

ドオー

テラスタイプ 鋼  持ち物 きあいのタスキ (特性 貯水)

・じしん ・カウンター ・どくびし ・じこさいせい

慎重(D↑ C↓)

223(140)-95-108(220)-x-152(+148)-40

H→定数ダメ最小の16n-1

HB→意地鉢巻ウーラオスインファイトを確定2耐え

HD→できるだけ高く

今期熱いと思っている枠。特性をちょすいにすることによってハバカミだけでなくテツノツツミや水ラオスにも強く出れるようになる。テラスを切ることでテツノツツミは完封することもできる。さらに襷を持つことでガチグマやウーラオスなど、処理がめんどくさい高火力物理も返り討ちにすることができる。

テラスタイプに関しては、炎、鋼で迷ったが耐性がより優秀な鋼で決定。正直フェアリーと氷を両半減できているので炎でも全然いいと思う。

努力値に関しては、カウンター採用のためBに振るか迷ったが、振ってもペラく全然カウンターで倒せるため結構厚めに振った。Dもカミを見る分には十分高いので大丈夫。

技構成に関しては、一致メインウェポンの地震。物理をぶっ飛ばすカウンター。サイクル有利になる毒菱。回復ソースの自己再生。

テツノツツミ

テラスタイプ ゴースト  持ち物 こだわりメガネ

ハイドロポンプ ・フリーズドライ ・れいとうビーム ・クイックターン

臆病(S↑ A↓)

131-90(-)-135(4)-176(252)-80-206(+252) ※クイタン採用のためA個体値最高

脳死CS

やばすぎるペンギン枠。ツツミと言えばドロポン外すから…という意見がよくあるが、眼鏡ツツミに関しては、立ち回り次第でドロポンを打たずに勝てる試合も結構あるので全然強い。これ当てないと負け!という盤面を多く作ってしまうとそのうち外して負けるのは当たり前なので、ドロポン外しに文句言う前にちゃんと自分のプレイングを見直した方がいいと思う。冷ビでも十分火力は伸びるので本当に使い方だと思った。初手に投げても強いし裏から投げても強い。パオにあと投げからテンポを取れるし、使っていて本当に頼もしかった。

テラスタイプの候補としては、水や氷、ゴーストだと思うが、水氷での火力増強よりも、ゴーストの耐性変化の方が魅力的に見えたのでゴーストで採用。

努力値に関しては、パオカミの上から動くため最速は確定。火力も欲しいためCぶっぱも確定。特殊方面にはいくら振ってもペラペラだし、物理方面はある程度の攻撃なら1発は耐えてくれるので本当にCSぶっぱでいいと思う。

技構成に関しては、一致メインウェポンのハイドロポンプ、冷凍ビーム。範囲補完ができてかつ火力も出るバグ技フリーズドライ。対面操作技のクイックターン

ジバコイル

テラスタイプ 飛行  持ち物 とつげきチョッキ (特性 アナライズ)

10まんボルト ・ラスターカノン ・ボルトチェンジ ・ヘビーボンバー

冷静(C↑ S↓)

177(252)-90-135-194(+212)-116(44)-x

HD→臆病眼鏡サーフゴーのシャドボ確定2耐え

  臆病イーユイの悪波を確定2耐え

  臆病イーユイの火炎放射

C→できるだけ高く

特殊のクッション枠。カミツツミの両方に強いポケモンを探していたところ該当したため採用。このポケモンは前期の終盤から注目しており、意外とやれるぞ!と思っていたため、前期の上位構築記事にチラホラいて嬉しかった。

テラスタイプの候補としては、水、フェアリー、飛行で迷ったが、テラバを採用しないため単純に単体の耐性変化だけを評価して飛行にした。実際に使ってみてもこのポケモンにテラスを吐いたことがなかったのであまり影響はなさそう。

努力値に関しては、チョッキを持たせるためDには最低限しか割かず、火力を伸ばすようにした。そのおかげでヘビボン+10万でイーユイを倒せたことで勝てた試合もあったので結果的には良かったです。

技構成に関しては、一致メインウェポンの10万ボルト、ラスターカノン。対面操作技のボルトチェンジ。カミに打ち込むヘビーボンバー。

パオジアン

テラスタイプ フェアリー  持ち物 こだわりスカーフ

・つららおとし ・カタストロフィ ・テラバースト ・せいなるつるぎ

意地っ張り(A↑ C↓)

159(28)-189(+252)-109(68)-x-93(60)-168(100) ※テラバ採用のためA>2Cが良い

H→定数ダメ最小の16n-1

HB→無振りディンルーの地震

HD→テラス時に臆病イーユイの火炎放射を93%で耐え

A→火力を出すために特化

S→最速100族抜き

最凶のポケモン枠。構築に高速物理アタッカーが欲しかったため採用。前期の記事から襷のカタストロフィ採用したパオジアンがとても強く見え、入れてみたかったが、ブーストを流したあとのカミやツツミ、パオジアンの上から確実に動いて欲しかったためスカーフでの採用。

テラスタイプの候補としては、電気、フェアリーで迷ったが、パオラオスに一貫するウェポンが欲しかったためフェアリーでの採用とした。

努力値に関しては、スカーフを持たせるため素早さには最低限しか振らずに、火力を伸ばして耐久に振り分けた。Dに振ったことで、ヒードランのラスカを耐え、ワンチャン繋いだ試合があった。(結局負けた)

技構成としては、一致メインウェポンの氷柱落とし、安定した削りを入れられるカタストロフィ。範囲を広げるテラバースト。最初はラスト1枠サイコファングで使っていたが、鋼に対する打点がなくて困ったのでせいなるつるぎに変更。

 

基本選出、立ち回り

ガブが刺さっている時

ガブリアス+ツツミorパオジアン+その他から1

ガブを初手に置いて場を荒らした後上からスイープできる枠とクッション1枚を選出することが多かったです。パオを出す時は出来るだけカイリューを投げないようにしていました。(テラスタルをお互いに使いたいため)

ガブが刺さってない時

ツツミ+ガブ以外から@2

この選出が1番多かったように思います。とにかくツツミが強すぎてツツミを投げていました。今回初めて自分で使ってみて分かりましたが、メガネツツミが強すぎます。この構築はパオジアンに後投げしながら圧をかけられるのがこのポケモンしかおらず、対パオジアン入りには必須となります。(この構築の完成度が低いのが悪い)初手パオをこちらも投げてテラバーストをぶっぱすることもできますが、先にテラスを吐いてしまうことや、パオパオ対面で交代された時にディスアドなのであまりしたくはないです。ツツミが裏から投げても初手に投げても本当に強すぎてめっちゃ好きになりました。

 

ツツミに関して

今回はじめてツツミを使ってみて思ったことがいくつかあったのでメモ程度に残しておきます。

ツツミといえばよくドロポンが命中不安だからという声をよく聞きます。確かに命中不安ではありますが、そんなに文句を言うほどではないなというのが率直な感想でした。エナジー型を使っていないのではっきりとはいえませんが、ツツミは立ち回り次第でドロポンを打たずとも試合を終わらせる力があります。脳死でドロポン押して、あー外したー負けたーとか言ってる人はツツミに失礼なので今すぐ使うのをやめた方がいいです。じゃあきちんと考えてプレイングしたらドロポンはいらないのかと言われればそれも違います。自分は今回ツツミを選出した時は、ドロポンを打たずにどう勝つかを1番に考えて立ち回りましたが、どうしても打たなければいけない場面は出てきます。ただ、打たなければいけない場面を極限まで減らすことで、ドロポンによる運負けはほとんどなくなります。確かにドロポン外しが影響して負けた試合もありましたが、80%は命中率があるので、打たなければいけない場面を減らすことができれば、ストレスを感じることは本当に少なくなります。それどころか、ドロポンを確率以上に当てた時や、フリドラなどでの氷という上振れ要素もあるので本当に強いです。

今回は眼鏡型で使いましたが、エナジー型ももちろん強いです。とはいえ、自分はアンコール択がかなりしょうもないと思っているので、立ち回りの中で扱いやすい眼鏡の方が自分に合っていました。

Special Thanks

今回もレンタル構築を作ってくれたゆえのかみ様

ここまで読んでくださった皆さん

参考戦績

ビギナー級からマスターボール級まで自分で使ってみました。実際扱いにくくはありましたが、マスボ級にあげるだけならほとんど苦労しませんでした。

おわりに

今回はドラゴン2匹とこだわり3匹という少し歪なパーティとなっています。実際に使ってみて、正直少し使いにくいパーティではあるなと思いましたが、強くて勝てていたので記事としてまとめることにしました。レギュDは構築を組むのが本当に難しくかなり試行錯誤していました。一応人に見せられるくらいには形になったと思ったため公開しましたが、ここおかしいんじゃない?こここっちの方が良くない?等ありましたら、X(旧Twitter)のDMで言ってくださると参考にします。

今回もレンタルを公開しているので使っていただけると幸いです。記事の更新が遅くなってしまって申し訳ないです。来月も更新予定ですので、また見に来てくださると嬉しいです。

ポケモンSVシーズン8パーティ考察

はじめに

シーズン7お疲れ様でした。前期ではシグマさんがまさかの2度目の最終1位を取ったり、上位帯に名を連ねた人が過去作からの猛者揃いで震えたり、個人的にかなり感動したシーズンでした。今月からルールがガラッと変わり、ランクマ人口も増えるといいなぁなんて思ってます。

(ここではHABCDSといった略称を用います。)

※主はまだSV未プレイ勢です(受験の関係上)ご了承いただけると幸いです。

考察

このルールが公開されてすぐ、クレセドランが今作も強いのではないかと思い、その2匹から組み始めた。このルールでも最強であろうパオジオンに強いアタッカーが欲しかったため、水ウーラオスを採用。この3匹を軸にすることにした。レジエレキ、霊ボルトの解禁により構築に地面枠がほぼ必須になると思っているので地面枠としてディンルーを採用。水ウーラオスが通りにくい時に投げる攻め駒として、特殊高速アタッカーとしてハバタクカミを採用。チオンドクガや、ミミガッサ等の対面構築に投げるポケモンとしてパオジアンを採用。

コンセプト

・いろんな構築に5分以上を取る。

・対応範囲の広い選出を作る。

個体紹介

クレセリア

テラスタイプ フェアリー  持ち物 隠密マント

ムーンフォース ・こごえるかぜ ・つきのひかり ・でんじは

図太い(B↑ A↓)

227(252)-x-178(+252)-96(4)-140-105

HB→意地252振り珠パオジアンの氷柱落としを確定2耐え

  妖テラス時陽気252振りオオニューラのフェイタルクローを確定2耐え

C→4振ることで無振り悪ラオスをムンフォで確定1発、水ラオスを確定2発にできる

この構築の軸。種族値ナーフされた割にはとても固く、並大抵の攻撃は受け切ってしまう。持ち物は隠密マントにしている。個人的にクレセリアはマント以外あり得ないと思っていて、塩漬けの定数ダメや氷柱の怯み、フェイタルクローの運ゲ回避、シャドボのDダウンやフリドラの氷回避など生きるところが多すぎる。

テラスタイプの候補としてはフェアリーと鋼で迷ったが、鋼にするとヒードランと格闘が一貫してしまうのでムンフォの威力増強もできるフェアリーにした。弱点がなくなるからといって電気にしても受けられる範囲がほぼ変わらず意味が薄いので、パオジアンを安定して受けられるようになるフェアリーの方が偉い。

努力値に関してはBをもう少し削ってもよかったが、オオニューラの計算をしていると特化にしてちょうど2耐えだったため特化とした。最初は端数をDかSで迷っていたがウーラオスへの乱数が確定になるのでCに振った。

技構成に関してはメインウェポンのムーンフォース。S操作ができて、カイリューにアンコールされてもあまり困らないこごえるかぜ、回復ソースのつきのひかり、困った時に打ち込める電磁波。

ヒードラン

テラスタイプ フェアリー  持ち物 食べ残し

マグマストーム ・ラスターカノン ・おにび ・まもる

穏やか(A↑ D↓)

193(212)-x-129(20)-161(84)-159(+148)-103(44)

H→食べ残しの回復効率最大の奇数16n+1

HB→妖テラス時意地252振り鉢巻悪テラスパオジアンの噛み砕くを残飯込み確定2耐え

HD→控えめ252振りメガネカミのシャドボを残飯込みで最大乱数以外2耐え(98%)

C→カイリューの神速耐え等倍テラスパオジアンをラスカで確定2発

S→準速50族抜き

この構築の軸②。クレセリアと相性補完がとてもよく耐性がとてつもなく優秀なポケモン。特殊を受けてもらうのでチョッキが残飯か迷ったが、特殊に受け出しして相手が物理ポケモンに引くタイミングで鬼火を当てると、そのままゲームセットになることがありそれが強力だと感じたため残飯での採用。

テラスタイプの候補としては、草、虫、フェアリーで迷ったが、草虫は単体で見た時の元のタイプとの相性補完はいいが並びとして見た時、受けのタイプとして弱く感じたためタイプとして強くパオジオンに対面勝てるようになるフェアリーとした。

努力値に関しては、基本特殊に受け出すので特殊方面に厚めに振り、環境最強であろうパオジアンの処理ルートを増やしたかったためBにも少し振った。Sも50族に新たにガチグマが加わることも考え、準速までなら抜けるように調整した。

技構成に関しては、命中不安が気になるが技としては強いマグマストーム、フェアリーへの打点かつメインウェポンのラスターカノン、物理ポケモンの後投げを咎める鬼火、残飯での体力管理や相手のテラスチェック等行える守る。

ウーラオス(連撃)

テラスタイプ 水  持ち物 こだわりスカーフ

・すいりゅうれんだ ・インファイト ・アイススピナー ・アクアジェット

陽気(S↑ C↓)

175-182(252)-121(4)-x-80-163(+252)

S→最速スカーフにすることでエナジーが発動した準速ドクガまで抜けるため最速

脳死ASぶっぱ

サイクル下の攻め駒。サイクルをする上でパオジアンに強い攻め駒であって欲しかったので、タイプ的にパオジアンに有利を取れるこのポケモンを採用した。テラスを切らなくても強い点も良い。持ち物は鉢巻と迷ったが上から殴って欲しい+パーティを通して中速気味なのでスカーフで採用した。

テラスタイプの候補としては、水以外今はあまりないのではないかと思っている。弱点のフェアリーを消しつつ、水流連打、アクアジェットの火力を上げられるので強い。

努力値に関しては、準速ウーラオスと最速ウーラオスの間に、イーユイやガブリアス、テツノドクガなど準速でSを1.5倍にしてきそうなポケモンが多数いたため、最速で採用した。

技構成に関しては、タイプ一致メインウェポンの水流連打、インファイトカイリューへの打点のアイススピナー、先制技のアクアジェット。蜻蛉返りも考えたが、蜻蛉返りにサンダーやゴツメ等を後投げされることを考えて、技範囲を広げた方がいいと思い採用を見送りました。

ディンルー

テラスタイプ 電気  持ち物 突撃チョッキ

・じしん ・テラバースト ・ヘビーボンバー ・カタストロフィ

意地っ張り(A↑ C↓)

239(68)-165(+156)-146(4)-x-132(252)-69(28)

H→定数ダメ最小の16n-1

HD→電気テラス時控えめ252振り眼鏡ツツミのドロポンを確定2耐え

  臆病252振り眼鏡イーユイのオバヒを87%で2耐え

A→11n、4振りサフゴを地震で確定1発

D→チョッキを持たせるため偶数

S→4振りカバ抜き

レジエレキ入りやクレセドランミラー、ツツミ入りに投げる。特殊相手に殴り合いで勝って欲しかったため、ステロ展開を諦めてチョッキでの採用とした。地面枠を誰にしようか悩んだ時、ランドロスとディンルーで迷ったが氷テラバでランドロスは粉砕されそうだったためディンルーとした。

テラスタイプの候補としては、鋼、水、電気、フェアリーで悩んだがパーティに既に水、フェアリーテラスが多い点やツツミに強くあって欲しい点から電気とした。

努力値に関しては、さにーさんの構築記事のディンルーを参考にしました。

(掲載許可済み)

csunny.hatenablog.com

技構成に関しては、メインウェポンの地震、テラス時のウェポンのテラバースト、カミ等フェアリーへの打点ヘビーボンバー、クレセ等耐久ポケモンに抗うカタストロフィ。

ハバタクカミ

テラスタイプ フェアリー  持ち物 こだわりメガネ

シャドーボール ・ムーンフォース ・パワージェム ・サイコショック

臆病(S↑ A↓)

131(4)-x-76(4)-186(244)-156(4)-205(+252)

S→同族勝負にもつれ込ませるため最速

ほぼ脳死CSぶっぱ

サイクル下の攻め駒②。水ウーラオスが投げにくい相手に投げて攻め駒として動いてもらう。ウーラオスを受けにくるサンダーやヘイラッシャなどに軒並み強いので相性がいい。最初は広い技範囲を持ち、サンダーに滅法強い点から霊獣ボルトロスの採用を考えていたが、チョッキを持たせても特殊方面の耐久が心許ない点や物理も思ったよりペラッペラな点、S101族で絶妙に速さが足りない点から採用を見送った。

テラスタイプの候補としては、ノーマルとフェアリーで迷ったが、単純にムンフォの火力増強が強いためフェアリーで採用。

努力値に関しては、252振っても244振りにしても乱数や確定数が見た限り動かなかったため244振りとした。Sは前述の通り最速とした。

技構成に関しては、一致メインウェポンのシャドーボールムーンフォースウルガモスや炎テラスへの打点のパワージェム、ドクガや特殊受け意識のサイコショック

パオジアン

テラスタイプ 草  持ち物 命の珠

・つららおとし ・かみくだく ・テラバースト ・ふいうち

意地っ張り(A↑ C↓)

159(28)-172(252)-119(148)-x-87(12)-180(+68)  (Cはテラバ採用であるためC0が理想)

H→珠ダメと天候ダメ等が最小の10n-1かつ16n-1

HB→意地252振り鉢巻ノマテラカイリューの神速を珠ダメ1回込みで確定耐え

  草テラス時意地252振りウーラオスインファイト+珠ダメ2回を69%で耐え

HD→草テラス時臆病252振りカミのムンフォ+珠ダメ2回を62%で耐え

A→できるだけ高く

S→最速111族抜き

この構築のラスト1ピースに入ってきた神モン。ヒスイヌメルゴン→イダイナキバと来て最終的にパオジアンになった。この6枠目に求めていた役割として、ミミガッサ対面構築含めガッサに強い+チオンドクガを崩していける+受けルに対して最低限圧をかけれる、といったことがあった。草食+広い技範囲とアシボを持つヌメルゴンや草テラス高速スピンイダイナキバ等を考えたがどちらもあまりしっくりこず、悩んでいたところにパオジアンが浮かんできた。ここまでの5匹では、ミミガッサディンルーのような鬼の対面構築に勝てるビジョンが全く見えていなかったが、この耐久振り珠パオジアンを入れることで勝つビジョンを組み立てることができるようになった。

テラスタイプの候補としては、この構築では宿木、胞子の一貫切りや水テラスのサーフゴーやディンルーへの打点が欲しかったため草テラスで確定。

努力値に関しては、主に対面構築に投げていきたいと思っているため耐久振りにした。Sも最低限は振ったのでサイクル下での攻め駒として使うこともできる。

技構成に関しては、タイプ一致メインウェポンの氷柱落とし、噛み砕く。テラス時の非接触打点になるテラバースト、先制技の不意打ち。

立ち回り・基本選出

クレセリア+ヒードラン+@1(クレセドランミラー)

ディンルー+ウーラオスorハバタクカミ+@1

地面枠にランドでなくディンルーを採用した理由として、氷テラバだけでなくヒードランには地震クレセリアにはカタストロフィとどちらにも圧力をかけられるという理由もある。実際今回クレセドランについて色々考えたが、ディンルーは重いよりなのでミラーでは積極的に出していきたい。ウーラオスとハバタクカミの選択だが、通っている方を投げるのは当たり前で、どちらも同じくらいという場合にはドランの交代際鬼火で詰まないカミの方が良さそう。初手ディンルーで荒らした後裏2匹で詰め切るイメージ。

対サンダー+ウーラオス(サンダーラオス)

ハバタクカミ+クレセリア+ヒードラン

ウーラオスに電磁波か鬼火を入れてしまえばカミが比較的通る。クレセリアでウーラオスヒードランでサンダーを見れる。ラオスを機能停止にしてしまえば基本的に勝てる並びだと思う。

対チオンジェン+テツノドクガorテツノカイナ+@1(チオンドクガ、チオンカイナ)

パオジアン+クレセリア+ハバタクカミ

初手にパオジアンを置く。チオン対面は氷柱、ドクガ、カイナ対面はクレセ引き。宿木やカイナのドレパンに草テラスを合わせて戦っていきたい。カミにショックがあるので少し削ってあげればドクガはカミで縛れる。珠パオとメガネカミの高火力サイクルで崩していきたい。

カバルドン+トドロクツキ+@1

パオジアン+クレセリア+ディンルー

初手パオでカバルドンの仕事量を落とし、ツキにはディンルーの電気テラバーストで対面勝っていきたい。クレセで受けつつ素早さ操作してあげられると楽。

キノガッサ+ミミッキュ+@1(ディンルー)

パオジアン+ヒードラン+ウーラオス

初手パオジアン。ガッサ対面は草テラス噛み砕くor氷柱落とし、ミミッキュヒードラン後投げ、ディンルーは草テラス氷柱落とし。ミミ以外はテラス込みで大体殴り勝てて数的有利から始まると思う。ミミはドランで処理できる。理想はHPがミリでも残ったパオとラオスがフルで残った状態。おそらくラストに出てくるであろうディンルーに草テラバを打ち、鋼テラスだったらラオスインファイトが通り、水なら草テラバで大幅に削れる。電気テラスやフェアリーテラスは若干怪しいが不利ではない。

対キョジオーン+イーユイ+@1(塩イーユイ)

ディンルー+ハバタクカミ+@1

キョジオーンとイーユイのどちらにもこちらのチョッキディンルーが強いので、ディンルーで詰めていくイメージ。クレセリアがマントを持っているが、キョジオーンにあまりにやれることがない+イーユイに弱いため選出は控えたい。キョジオーンが水テラスであれば電気テラバースト、フェアリーテラスであれば威力はあまり出ないがヘビーボンバーで殴れる。カタストロフィやメガネカミの火力でサイクル崩壊を狙っていきたい。

対ディンルー+カイリュー+サーフゴー(スタンパ)

パオジアン+ヒードラン+クレセリア

初手パオジアンで初手から草テラバをぶっ放す。ディンカイサフゴのディンルーは水テラスがテンプレなので、一貫する草テラバが強い。大体2発では倒せないが、ディンルーの地震を半減で受けられるため打ち勝てる。ディンルーには草テラバ、カイリューには氷柱、サーフゴーには噛み砕くと全員に打点を持てるため強く出ていける。カイリューサーフゴーにはクレセドランは有利を取れるが、ディンルーを絡められるとかなり怪しいよりなので、パオジアンをうまく使っていきたい。5分以上の勝負ができると思う。

 

タラタラと書いてきたが、何投げるか困ったら、クレセドラン+カミorウーラオスでいいです。使っててあまりに地面テラバカミにいらついたら、クレセディンルーと投げてもらえれば大丈夫だと思います。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。自分なりに試行錯誤を重ねて、それなりに自信のある構築ができました。ぜひ使っていただけると嬉しいです。

もし何か質問やコイツとポケモンの話がしてみたいなぁと思ったら、Discordのeme#9679までどうぞ。

来月も記事を書くと思うので見ていただけると嬉しいです。

Special Thanks

・SVを持ってない僕の代わりにレンタルパを作ってくれたゆえのかみさん。

・構築記事掲載許可をくださったさにーさん

・ここまで読んでくださった皆さん

ポケモンSVレギュD単体考察

はじめに

来月(7月)からランクマッチのレギュレーションが変更され、ホームで解禁された一般ポケモンと準伝説ポケモンが一気になだれ込んできます。そこで来期から使えるようになるポケモンをそれぞれ独断と偏見で考察していこうと思います。参考になれば幸いです。

(ここではHABCDSといった略語を用います)

※主はまだSV未プレイ勢です(受験の関係上)至らない点等あるかと思いますが、ご了承ください。

考察

リザードン

新規習得技→突進、砂嵐

没収技→ウェザーボール、奮い立てる、鋼の翼、マジカルフレイム、ぶん回す、ワイドブレイカー、スケイルショット、ダブルウイング…etc

第8世代ではキョダイマックス+ダイジェットで環境に爪痕を残したポケモンではあったが、今作ではそれが失われたのが大きそう。またS100というのも決して遅くはないが、早いとも言えず若干のS不足が見込まれるのも苦しそう。炎タイプの特殊アタッカーとして使うのであれば、同じS100のイーユイがいるためかなり苦しいと思われる。剣舞、腹太鼓、龍の舞は没収されなかったため、物理なら唯一無二の性能かもしれない。回復技が眠るしかないため耐久型も苦しそう。ダイマックスに依存していた+S100がネックとなり、前作よりも弱くなりそう。

フリーザ

新規習得技→雪景色、黒い霧、突進、エアカッター、光の壁、アイススピナー

没収技→心の目、鋼の翼、ウェザーボール、氷柱ばり、トリプルアクセル、ダブルウイング…etc

ダイマックスがあった第8世代ですらもほぼ使われてこなかった。フリーザーの代名詞であった心の目絶対零度ができなくなり、純粋なスペックで戦わざるを得なくなったのが悲しい。光の壁の習得により、両壁を張れるようになった。黒い霧も習得したので起点回避もできそうではある。種族値自体は悪くはないので、テラスタルでタイプを変えれば両壁、凍える風、黒い霧での起点作成はできそうではあるが、そこにテラスを切るのはどうなんだという話でもあるので難しそう。何かと不遇な初代準伝から変われていないなと言う印象。

ガラルフリーザ

新規習得技→影分身、サイケ光線、エアカッター、トリック

没収技→鋼の翼、スワップ系、サイドチェンジ、ワイドフォース、ダブルウイング…etc

第8世代ではほぼ使われておらず、今作も弱いだろうなぁと思っていたが強化を受けていた。失った技で痛いのは強いて言えばワイドフォースくらいで、トリックの習得が大きい。弱すぎるタイプもテラスタルで変えられるため前作よりも強そう。使うとすればスカーフ型で凍てつく視線、暴風、シャドボ、トリックとかになりそう。とはいえ範囲が絶望的なのでテラバーストを入れることになりそう。前作よりはマシだが、強いとは言えない性能だと思った。

サンダー

新規習得技→エアカッター、エレキボール、エレキフィールド

没収技→ウェザーボール、ライジングボルト、ダブルウイング…etc

前作最強だったポケモン。今作ではダイマックスがないため、前作のようなアタッカーにはなれなそうだが、HBやHDのような耐久型はまだやれそう。連撃ウーラオスにあと投げからかなりな圧をかけられる点が唯一無二で、特にいい技をもらうこともなければ大事な技を取られることもなかったため、地面の一貫を切る枠としてこれからも見られそうだと思った。

ガラルサンダー

新規習得技→草分け、燕返し、追い風

没収技→嫌な音、鋼の翼、馬鹿力、ブレイズキック、地獄突き、ダブルウイング…etc

どんな技を貰おうが、解禁前から強化が約束されていたポケモン。しかし蓋を開けてみると、かなりの数のサブウェポンが没収されているにも関わらず、草分けくらいしか使えそうな技がもらえなかった。とはいえ原種サンダーが最強ではなくなったのでパーティに採用することを検討しやすくなったのは間違いなさそう。雷鳴蹴りは強い技だし、減ったサブウェポンはテラバーストで補えることから間違いなく前作よりも強い。

ファイヤー

新規習得技→アクロバット、エアカッター

没収技→燃え尽きる、鋼の翼、ウェザーボール、マジカルフレイム、嫉妬の炎…etc

間違いなく弱体化。ダイマックスの消失によりアタッカーを担うことが厳しくなった+マジカルフレイムの没収により対特殊に弱くなった。得られた技に対して失われた技が明らかに見合ってなく少しかわいそう。とはいえ対物理における性能は変わっていないため、物理受けとしての採用はできそう。炎タイプなのに何でマジフレを没収されたの…

ガラルファイヤー

新規習得技→燕返し、アクロバット、泥棒、追い風

没収技→鋼の翼、鬱憤ばらし、ダブルウイング…etc

単純にダイマックスがなくなったことで弱くなった。技はほぼ変化無し。自らSを上げる手段を失ったためやはりアタッカー運用は厳しそう。タイプと種族値的にサーフゴーに強そうな点はgood。変化技は優秀なものがいくつかあるので、浮いている挑発持ちとして使うなら耐久振りが良さそう。受けに強いタイプとは言えないのでテラスタルを使うことになりそう。チョッキ型もワンチャンありそうだが、前作ほどの強さは確実に失われてしまった。

バクフーン

新規習得技→炎の渦、思念の頭突き、アイアンヘッドシャドーボール、じゃれつく、呪い

没収技→燃え尽きる、威張る、吠える…etc

技に関しては間違いなく強化。物理型のサブウェポンが数多く増え、特殊型ではシャドボ、ゴーストテラスすれば呪いで起点回避など選択肢が増えた。しかしリザードンのとこでも述べたが、炎タイプで100族のアタッカーにイーユイという新たなライバルが現れたのが大きそう。噴火という超火力技があるが、イーユイの方が火力が出てしまう。使うならやはりスカーフになりそうだがかなり苦しそう。

ヒスイバクフーン

新規習得技→ジャイロボール、けたぐり、炎の渦、ナイトヘッド、思念の頭突き、アイアンヘッド、じゃれつく、地震ブラストバーン、気合い玉、ソーラービーム、呪い

没収技→アイアンテールドレインパンチ、マジカルフレイム…etc

マジカルフレイムが失われたのは痛いが、それ以上に貰った技が多いので結果的に強化。原種のバクフーンとはまた少し違った使われ方をしそうだが、やはり強いとは言えない。4災が環境に多くいる関係上ゴーストタイプは厳しいところがあるので使われなさそう。

ユクシー

新規習得技→神秘の力、泥かけ

没収技→トライアタック、催眠術…etc

少し強化。失った技がlegendsアルセウスで一時的に得た技であるため、純粋にUMA専用技が増えた感覚。S95からのステロ、あくび、両壁、アンコール、置き土産、電磁波など高い起点作成能力は健在。浮遊で地面の一貫を切れている点も良い。タイプに目を瞑れば強い起点作成役として採用ができそう。天敵になるであろうサーフゴーにも蜻蛉で逃げたり、イカサマで殴ったりと最低限のことはできる。1体くらいは育成して持っておいても良さそうな1匹。

エムリット

新規習得技→神秘の力、怪しい光

没収技→自己再生、トライアタック、サイコカッター、アイアンテール…etc

サイコカッター、アイアンテール以外はlegendsで一時的に覚えたもので、最初からなかったようなものであまり影響はない。サイコカッター、アイアンテールに関しては物理型で運用する際に影響が出そう。耐久型であればユクシー、アタッカーであればアグノムというそれぞれほぼ上位互換のポケモンがいるのが苦しい。エスパータイプであることから前作に引き続き使われなさそうというのが正直なところ。浮遊で地面の一貫が切れるが、他に優秀な空いているポケモンが多数入国するため使われることはあまりなさそう。  

アグノム

新規習得技→神秘の力、泥かけ

没収技→トライアタック、自爆、アイアンテール、サイコカッター、ワイドフォース…etc

AC125、S115、広い技範囲にトリック。これだけ見ればかなり強そうだが過去世代も使われてこなかったため、今作も使われなさそう。今作から特殊アタッカーとしてハバタクカミやテツノツツミ、イーユイといったかなりハイスペックなポケモンが増えているのも向かい風。テラスタルで耐性を変えながら、サブウェポンの火力増強をして戦うことになりそうだが、他のポケモンでいい感。炎テラスが多そう(ただの勘)。浮遊にアンコール、広い技範囲と使えないことはなさそうだが使うこともなさそうなポケモン

ヒードラン

新規習得技→とびつく、ロックブラスト、パワージェム、フレアドライブ

没収技→自爆、ヒートスタンプ、しっぺ返し、アイアンローラー、嫉妬の炎…etc

今回解禁のポケモンで1.2を争う有望株。炎・鋼の超優秀なタイプに攻め受け両方可能な種族値、優秀な補助技とどこをとっても一線級。没収された技もいくつかあるが、どれも必須級の技ではないことが救い。虫テラスが話題になっているが、確かにドラン単体で見れば弱点をカバーでき貰い火を生かせるいいタイプだが、全体で見ると耐性の弱さからサイクルが回せなくなりそうだと個人的に思っているので無難にフェアリーや水が強いのではないかと思っている。絶対に1匹は持っておきたいポケモン

クレセリア

新規習得技→三日月の祈り、マジカルシャイン、パワージェム、10万ボルト、雷

没収技→自己再生

かつてヒードランの相方として名を馳せ、メガガルに何度も後投げされてきたポケモン。没収された技は目立つのはlegendsでの自己再生くらいで、圧倒的にもらった技のメリットが大きい。とはいえ今作で高い耐久力、テラスタル、浮遊の噛み合いを危惧した運営によって種族値ナーフされたことが大きい。しかしHBに振り切れば意地特化珠パオジアンの氷柱落としがあと投げから受かるなどまだまだ高い耐久力を誇っている。SVで新たに4災やカミなどエスパータイプの弱点を突いてくる強力なポケモンが増えたため、どうしてもテラスタルを強要されやすい点が気になるがまだまだ使われるポケモンであると思う。サーフゴーに弱い点をどうにかしてあげれば使いやすそう。

ダイケンキ

新規習得技→水浸し、怖い顔、泥棒、冷や水、地ならし、雪雪崩、ドリルライナー、瓦割り、アクアカッター

没収技→熱湯

変化技も攻撃技もいいものが揃っている。地面打点の新習得により電気タイプに打点を持てるようになった。とはいえ種族値が圧倒的に無駄で特性もヒスイ種の方が優れているため、使われなさそう。特性に種族値となかなか噛み合わない可哀想なポケモン

ヒスイダイケンキ

 

新規習得技→不意打ち、地ならし、バークアウト、雪雪崩、スマートホーン、瓦割り、ドリルライナー、はたき落とす、アクアカッター

没収技→アイアンテール、毒突き、サイコカッター

強い。秘剣・千重波で殴りながら撒菱を撒き、はたき落とすで持ち物を失わせ、不意打ちもできる。挑発アンコールでの起点回避もでき、瓦割りで壁も割れる。先発要員として高い能力を持っており、切れ味の千重波やアクアカッター、聖剣で火力も出せる。原種から耐久が下がりAやSに回ったような種族値をしており、相変わらず種族値効率は悪いがそれを上回る技と特性をしている。火力を出しながら起点を作れる新しい先発として来月から環境に入ってくると思われる。かっこいいし1匹は欲しいポケモン

トルネロス(化身/霊獣)

新規習得技→木枯嵐、冷や水、起死回生

没収技→アイアンテール、馬鹿力、ウェザーボール、ヘドロウェーブ

化身→前作はダイジェット+負けん気で最低限のアタッカーはできたものの、ダイマックスを失ったことが苦しそうといった印象。負けん気を持っているので物理型で使いたいが専用技は特殊、馬鹿力の没収が痛そう。無難に悪戯心で上から挑発した方が強そう。かと言ってそうするならボルトでいい感もすごいので難しい。

霊獣→特性再生力を生かしたサイクル戦をしたいポケモン。ステロが痛いのがどーしても辛いが、蜻蛉返りで自主的に帰れる点が特性と噛み合いがいい。技範囲が広いのでスカーフやメガネ、チョッキを持ちながら広い技範囲+蜻蛉返りでサイクルを回すのが強い使い方かもしれない。飛行打点の命中不安は最悪飛行テラステラバーストで補える。化身が環境とのかみ合いが悪い分霊獣の方で活躍して欲しい。

ボルトロス(化身/霊獣)

新規習得技→雷嵐、アクロバット、バークアウト、思念の頭突き、エレキフィールド

没収技→アイアンテール、馬鹿力、ウェザーボール、ヘドロウェーブ、エレキネット…etc

化身→前作ではダイマックス+負けん気でダイマアタッカーとして一定数活躍していたが、ダイマが失われた今作では、前作のようなアタッカーはできなさそう。以前からいるHB型のような耐久型は変わらず使えそうだが、H79B70とあまり硬くはないので、受け切るというよりかは、1回受けて流すといった役割になる。主もヒードランと組ませようと考えたが、こだわっていない聖剣持ちのパオやセグレイブがキツすぎるため断念した。4災が悪タイプであるため悪戯心での変化技が無効化されてしまう点も気になる。

霊獣→化身よりも強そう。種族値が物理から特殊よりに変わり、C145の高い数値から広い技範囲を持っているためアタッカーとして有能。Sが101と少し微妙なラインではあるが、スカーフを持てばイーユイを抜けるラインで、ボルトチェンジもあるため扱いやすい。特性蓄電で電気の一貫を切ることができる。レジエレキの解禁により構築に地面枠がほぼ必須になる中、地面の一貫と電気の一貫を同時に切れる数少ないポケモン。オボンを持って悪巧み型にしてもいいし、メガネやスカーフを持っても強い有能なポケモン。余裕があれば1匹持っておいても損はない1匹。

ランドロス(化身/霊獣)

新規習得技→熱砂の嵐、地団駄、挑発、悪巧み

没収技→自爆、アイアンテール、馬鹿力、ヘドロウェーブ

化身→弱くはなさそう。力づくの謎仕様で珠ダメがなくなるため基本的に珠かスカーフを持たせたい。霊獣ボルトと同じ101族であるためイーユイまでなら抜ける。力づくだけでもCが115あることもあり、火力は十分。技範囲が広いため多くの相手に弱点をつける点も良い。地面飛行という構築に欲しい要素しかないタイプなので構築に入れやすい。しかし化身ランドを入れると霊獣ランドを入れられない点が弱すぎる…

霊獣→最強。地面飛行という素晴らしいタイプ、威嚇でのAダウン、S91という絶妙な素早さ。覚える技も強くどこをとっても強いポケモン。今作から挑発を覚えるようになりさらにできることが広がった。スカーフを持たせてアタッカーをしてもよし、ゴツメやオボンで物理にあと投げしてもよし、チョッキで対面性能をあげてもよし、鉢巻で受け崩しをしてもよしと何をさせても強い。さらにテラスタルにより2重弱点であった氷に対してテラスを変えることで攻撃を耐えることができるようになった。カイリューのように飛行テラスをして飛行テラバーストを打つのもとても強いし、フェアリーテラスをしてテラバと地震で全てのポケモンに等倍以上で殴っても強い。今回解禁されるポケモンの中でも頭一つ抜けた性能をしており、環境入りは必至。必ず1匹は確保しておきたい。

ブリガロン

新規習得技→くさわけ、タネマシンガン、ボディプレス、噛み砕く、起死回生、インファイト

没収技→吠える、ジャイロボール、馬鹿力、がむしゃら

物理方面はとても硬く、鉄壁ボディプレ、ビルドレインなどできる戦術も強い。宿木の種も合わせて油断している相手を嵌められる。とはいえ特殊方面は薄く、タイプも貧弱なためテラスタルを強要されやすかったり、相性のいい相方を探さなければならいと思った。カロス御三家達は初めてのSwitchでの登場だが、同時解禁されるポケモンたちが強すぎてかわいそう。

マフォクシー

新規習得技→甘える、高速移動、祟り目、マッドショット、アシストパワー、ナイトヘッド、リフレクター、ハイパーボイス、アンコール、悪巧み、気合玉、フレアドライブ

没収技→リサイクル、サイドチェンジ

特殊方面は特攻、特防共に高く撃ち合いには強そう。上に書いてある通り、今作から大量の技を習得し強くなった。今作最強技と言われているアンコールやリフレクターを覚えたことにより両壁を張ることができるようになった。Sも104と激戦区から頭一つ抜けていて扱いやすい。4災やカミがいるため、エスパータイプは厳しいところがあるので工夫をしないと、種族値傾向の似ているカミの劣化になりそう。

ゲッコウガ

新規習得技→草分け、冷水、マッドショット、ローキック、穴を掘る、瓦割り、剣の舞、アクアブレイク、カウンター、すり替え

没収技→畳返し、熱湯

熱湯を失ったこと、変幻自在の仕様変更は痛手だが、剣舞、カウンターやすり替えなど有用な技を貰えている。S122でマスカーニャより露骨に1低い。A95C103で両刀可能な種族値、広い技範囲を持つため、型が多く完璧な対策が存在しない。変幻自在だけでなく、激流型も存在するため本当に対応が難しい。襷型にはカウンターが加わり、こだわり系統にはすり替えが加わり、どの型も順当に強化された印象。人気もあり、間違いなく環境入りするポケモンであるためしっかり対策していきたい。

ジュナイパー

新規習得技→けたぐり、タネマシンガン、ナイトヘッド

没収技→鋼の翼、サイコカッター、グラススライダー、ダブルウイング

大した技も貰えなかったがグラスラやダブルウイングなど有用な技はとられた。影うちや不意打ち、はたき落とすや光合成羽休めなど小回りの効く技は一通り揃ってはいるが、タイプ、種族値と相変わらず噛み合っていない印象。草分けを獲得したことにより、剣舞でA巧みでCを上げたのち、草分けでSをあげてバトンし、エースに繋ぐことができるようになった。前作はダイジェットでしかSを上げることができなかったため、小さいように見えて意外と小さくない強化かもしれない。悪くない技は揃っているので、相方やテラスタイプ次第では化けることができるかもしれない。4災やハバカミ、サーフゴーに弱い点はどうしても気になるが何とか頑張って欲しい。

ヒスイジュナイパー

新規習得技→蜻蛉返り、草分け、岩石封じ、タネマシンガン、瓦割り、挑発、追い風、起死回生、インファイト

没収技→鋼の翼、グラススライダー、ダブルウイング

鈍足アタッカー。肝っ玉があるので専用技の3本の矢やインファイトといった強力な格闘技を無効化されることなく打てるのは強い。ただAが112しかなかったり、S60というのがやっぱり気になり使いにくそうといった印象。ただ原種ジュナイパー同様、先制技や変化技はいいのが揃っているので、パーティ内で何らかの役割を持たせることはできそう。飛行4倍だったり、メジャーなタイプの弱点が多い点が気になるので弱点を全て等倍以下にできてカイリュー等にタイプ一致で弱点をつけるようになる岩テラスとかが主流になりそう(?)トリルアタッカーで使うことになるのかなとチラッと思ったが、ブリザポスも同時解禁されるので厳しいと思った。

ゴリランダー

新規習得技→泥棒、草分け、ローキック、種爆弾

没収技→馬鹿力、DDラリアット、10万馬力、グラススライダー

前作ではグラスフィールド+グラススライダーで大いに暴れたポケモンだが、そのグラススライダーの没収+DDラリアットや馬鹿力の没収によりかなり動きにくくなってしまった。現環境で能動的にグラスフィールドを展開できる唯一のポケモンである(オリーヴァは殴られないと発動しない)ため、貴重ではあるがエレキフィールドやサイコフィールド、ミストフィールドよりも現環境における意味が薄いため何とも言えない。ドラムアタックやはたき落とす、がむしゃらに宿木の種など有用な技も多いが、それ以上に失ったものが大きすぎる気がする。使うのであれば襷を持たせて初手に投げる感じになるのだろうか。前作草単タイプの希望として活躍していたが今作は厳しそうな印象。

エースバーン

新規習得技→草分け、投げつける、剣の舞、鬼火

没収技→ブレイズキック、熱砂の大地

前作準伝説を除く一般ポケモンの中で最強格だったポケモンリベロにより前技タイプ一致で打てる+ダイジェットでアタッカーとして大暴れした。今作ではダイマックスを失ったことが大きいが、鬼火と剣の舞をもらったことは大きい。今作では襷を持って無難に殴り合いに強い型にするか、鬼火3ウェポンのこだわり持ちにするといったことが増えそうだと思った。S119は速いとはいえ、環境のSがインフレしすぎているため素のすばやさだけでは心許ないのが正直なところ。マスカーニャ同様、自分でタイプを変えられてテラスを切らなくてもある程度強いポケモンなのは良い点だと思った。

インテレオン

新規習得技→冷や水、エアカッター、挑発

没収技→渦潮、熱湯、気合いだめ、スケイルショット

前作では同期の御三家が破格の性能すぎてほとんど見向きすらされなかった。今作では特性スナイパーを生かすための気合いだめを没収されてしまい少し悲しい。挑発の習得は嬉しい。同時解禁される水御三家のゲッコウガよりも遅いのが気になる。水タイプの特殊アタッカーとして採用するなら、テツノツツミやゲッコウガの方が強そう。不意打ちや蜻蛉返りがえらい!とも思ったが、ゲッコウガも先制技と蜻蛉を持っているためしんどそう。ツツミ、ゲッコウガよりもC種族値が高いのは高いが、ツツミとは1しか変わらないしだからなんだ感。今作も厳しそうだと思った。

ガラルヤドラン

新規習得技→氷の牙、アシッドボム、滝登り、ボディプレス、ロックブラスト、パワージェム、ダストシュート

没収技→トライアタック、アイアンテール、渦潮、熱湯、ヘドロウェーブ

AC100という両刀可能な効率の悪い種族値は相変わらず。物理特殊共に広い技範囲を持っているので本当にどちらで使っても良さそう。物理では腹太鼓、特殊では悪巧みがある。積み技に関しては前述の2つに加え、鉄壁、ド忘れ、瞑想もあるため鉄壁ボディプレスといったこともできる。使うならトリルアタッカーということになりそう。専用特性のクィックドロウも合わせて上を取れることが多くなりそう。積み技を使わなくても広い技範囲を生かして弱点をつく前提なら十分な火力を出すことができる。特性のこともあり唯一無二の性能だと思うのでとてつもなく弱い!と言うことはなさそう。

ガラルヤドキング

新規習得技→アシッドボム、冷や水、バークアウト、ローキック、炎のパンチ、雷パンチ、滝登り、毒づき、地団駄、挑発、毒ビシ、ダストシュート、毒毒、寒いギャグ

没収技→トライアタック、渦潮、熱湯、ヘドロウェーブ

強化されている。前作は特殊受けとして活躍していたが、今作でも特殊受けとしてやっていけそう。殴りながら起点回避できるアシッドボムや殴りながら威力を下げられるバークアウト、遅いのであまり意味はないかもしれないが挑発、毒ビシに毒毒と有用な技を多数もらえた。今作は毒ビシが高い評価を受けていることもあり、毒ビシを回収できる毒タイプの需要が高くなっていることも味方している。怠けるを採用してもいいし、チョッキを持たせて数値を上げつつ再生力で回復するのもいい。元のタイプがそこまでいいわけではないのでテラスして受けることになることもあると思うが、エスパータイプが邪魔なだけなので毒ビシ回収の能力を維持したまま弱点を減らせる毒や無難に受けとして強い水やフェアリーも強そう。テラスしなくても数値が高いため大体1発は耐えそうだが、イーユイの悪技がちらつきなんやかんやテラスを吐かされそう。受けループだけでなくスタンパの特殊受けとしても採用できそう。自分で毒ビシや毒毒を撒けるのも偉い。

ウーラオス(連撃/一撃)

新規習得技→草分け、冷や水(連撃のみ)、剣の舞、メタルクロー

没収技→馬鹿力

連撃→4災、パラドックスに強く、専用技の確定急所、先制技持ちと強い点が多い。タイプ的に今期も最強であろうパオジアンに強いのもいい。環境的に水の一貫もよく、広い技範囲も相まってアタッカーとして高い性能を誇る。最低限の耐久もあるので蜻蛉返りを交えながらサイクル参加できるのも強い。サンダーが相変わらず天敵となりそうだが、誤魔化そうと思えばパンチグローブで誤魔化せる点やサンダー自体のパワーはそこまで高くない点から対策さえしておけば、全然水ラオスを通していけると思った。1匹は持っておきたいポケモン

一撃→専用技の確定急所や先制技持ち、広い技範囲など連撃同様強い点はあるが、悪技が水技ほど通りが良くない、フェアリー4倍かつ格闘弱点など明らかに水ラオスより弱い点が目立つ。悪タイプの高火力物理アタッカーにはパオジアンというライバルも新たに現れたため余計厳しい。正直パオジアンでいいことが多い気がするので悪ラオスを採用する際にはパオジアンとの明確な差別化点を用意する必要がある。とはいえ選出画面ではどちらの型が分からず、型の誤認性が高いため採用の余地はあると思った。

レジエレキ

新規習得技→チャージビーム

没収技→自爆、ライジングボルト

ラスタルが発表された直後から騒がれていたポケモン。前作では特性トランジスタによって繰り出される超高火力電気技で電気が一貫するパーティを軒並み粉砕してきたが、地面タイプにできることがなさすぎてそこまで高い評価は得られていなかった。しかし今作でテラスタルを得たことで氷テラバーストなどで地面タイプに打点を持つことができアタッカーとして大きな成長を遂げた。またアタッカーだけでなくS200を活かして上から両壁もはれる。個人的には、地面タイプを後投げされた時のために打ち分けできるようにしておくことは必須だと思っていて、尚且つただのテラバだと威力に不安が残るので火力アップが欲しいので、命の珠が1番適した持ち物だと思っている。先制技には滅法弱いのでそれだけケアしてあげればとても強いと思った。

レジドラゴ

新規習得技→氷の牙、大地の力、地震

没収技→自爆、スケイルショット

はっきり言って使い方がよくわからない。剣盾の時からそうだが、Hが200もあるのにも関わらずBD50であるせいで固くもなく、潮吹きのドラゴン版の専用技を持っているものの、自身のSが80と速くないせいでフルパワーで打てることが少ない。一応龍舞があるのでASを上げてエースになることはできるが、龍舞エースならカイリューやセグレイブの方がいいといった印象。環境にハバタクカミやフェアリーテラスが多いことも向かい風。せっかく特性の弱体化を逃れたのに、シングルでは弱そう。

ブリザポス

新規習得技→草分け

没収技→メガホーン、馬鹿力、氷柱ばり、しっぺ返し、地獄突き、10万馬力

間違いなく弱体化。主要なサブウェポンが軒並み没収されてしまい、連続技でメインウェポンとしても優秀だった氷柱ばりが取られたことも大きい。前作に引き続きトリルアタッカーとしての運用になると思うが、取られた技が痛すぎていくらテラバーストで範囲が補完できるといっても厳しいところがある。ただ剣の舞+トリル下での制圧力は高いので弱くはなったが、これからもトリルエースとして環境に存在することになると思った。

レイスポス

新規習得技→ドレインキッス、ナイトヘッドサイコキネシス

没収技→主要な技は特に無し

少し強化。新たな技範囲としてエスパーと威力は小さいがフェアリーを獲得した。テラバーストも含めると範囲的にはかなり嬉しい。が、同タイプの特殊アタッカーとしてハバタクカミが現れたことにより、パーティに採用すること自体が難しくなった。Sライン、補助技、技範囲ともにハバタクカミの方が優れており、レイスポスが優れている点は火力の高さと耐久くらい。耐久といってもレイスポスもペラッペラであるため大差ない。単体で見れば強化されているのは明らかだが、それ以上にハバタクカミの存在がレイスポスの立場を厳しくしている印象。環境に4災がいることもあり活躍は少し難しそうだと思った。

アヤシシ

新規習得技→草分け、アシストパワー、穴を掘る、トリック、大地の力

没収技→アイアンテール

AC共に105と効率が悪く、両刀だからといってアタッカーをやらせるにはS65と苦しいSラインをしている。タイプも弱くテラスタルを強要されやすい点も気になる。技範囲はテラバーストを採用せずとも良さそうだが、火力は心許ないのでサブウェポンのタイプにテラスタルして火力を増強することになりそう。Sが遅いためトリルアタッカーとして運用したいが物理ならブリザポスの方がいいことは明らかなので両刀で使うのが良さそう。バリアーラッシュでBを上げながら殴るのはシンプルに強いため採用したい。全体を通して工夫をしないと何かの劣化になりそうな印象だった。

バサギリ

新規習得技→撃ち落とす、飛びつく、草分け、岩石封じ、ロックブラスト

没収技→サイコカッター、瞑想

強そう。専用技岩石アックスでステロを撒きながら攻撃することができ、ミリ耐えしてきた相手には電光石火やフェイントでトドメを刺すことができる。岩石アックスはA135+特性切れ味によってかなりの火力を出すことができる。Sも85と遅くなく先発要員として欲しい要素を満たしている。前述のヒスイダイケンキのように豊富な補助技は持っていないが、撒けるのがステロという点が大きい。バサギリミラーでは速い方が勝つため基本的に陽気ASで育成されるのではないかと思っている。タイプ的にサーフゴーの起点にされるのではないかと思ったが、泥棒で一応打点を持てるのが偉い。岩石アックスの命中が90なのが気になるが、どう考えても強いので環境に必ず入ってくると思った。

ハリーマン

新規習得技→トドメ針、小さくなる、毒ビシ、蓄える、毒毒、噛み砕く、スマートホーン、滝登り、剣の舞、挑発、アクアブレイク、波乗り、黒い霧、アクアジェット、アシッドボム

没収技→捨て身タックル

器用なポケモンだと思った。毒毒、毒ビシを撒きながら自分は毒ビシを回収できる。蓄える、小さくなるで害悪、雨下のすいすいアタッカーとしても使える。他にも起点回避の黒い霧やアシッドボム、先制技のアクアジェットも使える。素早さもサーフゴーより1速く、上から悪技を叩き込むことができる。小さくなるがある関係上、無対策だと一方的にボコられそうなので注意。強くはないが、知識がなかったり対策してなかったらボコられるポケモン

ガチグマ

新規習得技→草分け、ドレインパンチ、ボディプレス、ヘビーボンバー

没収技→特に無し

強い。種族値効率が鬼のようによく、技範囲も広く特性はどれも強い。最初は根性から元気を打つための火炎玉型が話題にされていたが、あくびや挑発といった優秀な補助技を持っているため、残飯を持たせてサイクル加入させたり、広い技範囲を生かしてチョッキ4ウェポンの方が強いと思っている。Sラインがドドゲザンやテツノカイナと同じ50族であるためその付近でのSのイタチごっこが起こりそうではあるが耐久や火力を優先したいため、最低限振るくらいにとどめたい。鬼火で止まるどころか逆に火力が上がってしまう点がやはり強く、サイクル下で鬼火にビビることなく後投げできる点は間違いなく使いやすい。大体の攻撃は1発耐えることができるため役割を遂行しやすく、地面タイプであることもパーティに入れやすくなるいいポイント。ヒスイ組の中でも最強格なので1匹は持っておきたい。

ヒスイヌメルゴン

新規習得技→ヘビーボンバー、甘える、岩石封じ、ドラゴンテール、ボディプレス、ラスターカノン、波乗り、アイススピナー、大文字、地震、雷

没収技→特に無し

間違いなくヒスイに行って強くなって帰ってきた。防御がペラッペラで困っていたが防御が30増え、最強タイプの鋼を獲得した。Dは相変わらずの150という破格の数値で、広い技範囲も原種と同じく健在。特性もどれも優秀。ACどちらも高く効率が悪く見えるがヌメルゴンに至っては両刀可能な種族値が相手に型を特定されにくくし、生きている。タイプも数値も偉く、軸になるようなポケモンではないが、補完枠として重宝されそうだと思った。

ヒスイウインディ

新規習得技→神速、起死回生、吠える、泥棒、炎の渦、岩石封じ、スマートホーン、サイコファング、ロックブラスト、鬼火、ステルスロックインファイト、捨て身タックル、朝の日差し、諸刃の頭突き

没収技→アイアンテール、じゃれつく

微妙。石頭諸刃の頭突きが騒がれていたが、ガチゴラスウインディより高いA種族値で諸刃を打てるが全く使われていなかった点から、弱いことがわかる。炎岩というタイプが完全に邪魔をしている印象。使うなら原種でいい感が否めない。語ることが特にない。以上。

イダイトウ(オス/メス)

新規習得技→ゴーストダイブ、諸刃の頭突き、ナイトヘッドサイコファング、滝登り、アクアブレイク、逆鱗、お墓参り、がむしゃら

没収技→アクアテール、瞑想

オス→普通に強そう。雨パで最後にエースとしてお墓参りや水技を連打するだけで強そうだし、アクアジェットもあるのでがむ石火のようなこともできる。お墓参りの強さはハカドックで知ってる人も多いだろう。雨パの新たなエースとして活躍しそうだと思った。

メス→シングルならオスの方が強そう。Aが20削れてBに回っただけしか違いがないので、単純にアタッカーとして火力が落ちたことになる。オスを素直に使いましょう。

ヒスイマルマイン

新規習得技→痺れ粉、タネマシンガン、タネ爆弾、放電、大爆発、ボルチェン、イカサマ、挑発、宿木の種、リサイクル

没収技→スパーク、マジカルリーフ

原種よりはマシ?S150は偉いが、火力が低くできることも少ない。専用技クロロブラストは火力は高いのでメガネを持って上から1発叩き込むことはできるかもしれない。宿木の種や挑発など偉い技もあるが、耐久が低すぎて単体ではほぼ役に立たない。壁も原種は光の壁しか覚えないのに対して、こちらはリフレクターしか覚えないという始末。高速電気タイプとしてボルチェンを打つならレジエレキでいい。原種同様厳しそうだと思った。

オオニューラ

新規習得技→投げつける、挑発、瓦割り、けたぐり、アクロバット、岩石封じ、穴を掘る、蜻蛉返り、炎のパンチ、岩雪崩、毒ビシ、ダストシュート、起死回生、カウンター、猫騙し、フェイント、辻斬り、すり替え

没収技→アイアンテールドレインパンチ

今回解禁される中で1番の問題児。A130S120から繰り出される、フェイタルクローが凶悪すぎる。軽技もあるのでSに関してはレジエレキでも抜けない。フェイタルクローの追加効果発動率が50%なので、今騒がれている氷柱怯みや一撃被弾よりも確率が高く文字通りのパチンコポケモン。本当に無対策だと好き勝手やられてパーティだけでなく自分自身の精神も破壊されてしまうので、パーティ単位で対策を仕込むことは必須。技範囲もきちんとあり、挑発や蜻蛉返りらカウンターやすり替えなど小回りが効く技も多いのでいろんな型で使えそう。間違いなくこれから環境で見られるようになるポケモンの1匹。

ヒスイクレベース

新規習得技→冷や水、のしかかり、ロックブラスト、ボディプレス、ヘビーボンバー、アイススピナー、地震

没収技→こおりのつぶて、大地の力、10万馬力

原種からあらゆる点で弱くなっている。まず種族値。攻撃、素早さが10上がり、特攻、特防が10下がっている。クレベースは基本的にメインウェポンがボディプレスであるためA上昇の恩恵はあまり受けられない。元々薄すぎる特防がさらに下がってしまっている。1番の弱体化点はタイプ。元の氷単タイプも受けとしてはかなり弱いが、今が加わりより一層弱くなっている。専用技の氷山おろしも弱くはないが命中不安なので頼れない。何かと残念な印象。

ヒスイゾロアーク

新規習得技→いちゃもん、蜻蛉返り、呪い、挑発、はたき落とす、イカサマ、けたぐり、祟り目、凍える風、投げつける、瓦割り、草結び、鬼火、トリック、ハイパーボイスサイコキネシス、気合い玉、置き土産

没収技→切り裂く

原種より強い。種族値もHAが5削れてCSが5ずつ増えている。ノーマルゴーストのタイプも唯一無二で優秀。専用技の恨みつらみもマジフレの物理版のような性能をしており使いやすい。技範囲も優秀でテラバーストを元々タイプ一致で打てたり、トリックを持っている点からアタッカーとしても初手要員としてもある程度の活躍をしてくれそう。ただ特性の関係上扱いが特殊なポケモンなことに変わらないので、構築単位でゾロアークをどう生かすかを考えてあげる必要がある。見た目もかっこいいし面白そうだと思った。

ヒスイウォーグル

新規習得技→ゴッドバード、凍える風、バークアウト、アシストパワー、サイコショックハイパーボイスシャドーボール、瞑想、

没収技→捨て身タックル、電光石火、マジカルフレイム

原種の方が強そう。専用技オーラウイングはかなりの壊れ性能をしているが、種族値タイプともに弱くなっている。特性も力づくと色眼鏡の択になると思うが力づくにするとせっかくのオーラウイングのS上昇が発動しないし、色眼鏡にすると火力が足りなさそう。技範囲も狭いとはならないが広くはないためテラバが欲しくなる場面も多そう。そもそも元のタイプの耐性が弱すぎるのでどっちみちテラスを切りそうではある。専用技が強いだけに惜しいが弱いと思った。

ラブトロス(化身/霊獣)

新規習得技→いちゃもん、煽てる、馬鹿力、逆鱗、草結び、挑発、気合い玉

没収技→噛み砕く

化身→ACどちらも高く効率が悪いが物理では天邪鬼馬鹿力、特殊では広い技範囲で戦えそう。Sも106と激戦区の100族付近を抜けており良い。スカーフ両刀とかも面白そう。使えないことはないが出来れば後述の霊獣フォルムの方が使いたいのであまり使うことはなさそう。

霊獣→化身フォルムとはほぼ別ポケモンレベルで性能が違う。特性が防塵に変化。種族値も耐久よりに大きく変化した。残飯やチョッキを持って広い技範囲で打ち合うのが強そう。来期増えるであろうウーラオスヒードランにそれぞれ弱点を付けるのが偉く浮いているため地面の一貫も切れていて、構築に入れやすく選出しやすい。最強!とまでは言わないがある程度活躍できるいいポケモンだと思った。

 

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。とてもたくさんの数のポケモンの考察だったので少し大変でしたが、来期が楽しみすぎて意外と楽しく考察することができました。未プレイ勢ゆえの間違っている点があったかも知れませんがご了承いただけると幸いです。少しでも皆さんの参考になっていれば嬉しいです。来月も構築記事を出す予定なのでそちらもよろしくお願いします。

※ここまで書いてメレシー、ヌオーを書いていないことに気がつきました。この2匹はどちらも使われることはないとは思いますが一応気になる方は調べておくことをお勧めします。ここではあまり使われないと思ったので考察は省略させていただきます。申し訳ございません。